ぬかよろこび in VAPE

Nukayorokobi in VAPE[nukayoro.vape@gmail.com]

【X-Taste・MOD】X-Taste NANO 90W Kit をもらいました

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私の勤めている会社(のごく一部)で社員をワンピースのキャラクターに例えることが流行っています。その人の風貌や性格でイメージをし、ワンピースキャラに当てはめていくのです。

最初に言いだしたS氏は自分のことを「そげキング」だと主張します。おっちょこちょいの愛すべき正義キャラだというわけですね。その場にいた全員からクレームが入り、結局「ドフラミンゴ」に落ち着きました。“悪者”という言葉はぴったりはまるS氏ですので、妥当なところです。

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ぬかよろは「クロコダイル」だそうです。クロコダイルのイメージは『口では大きなことを言うが、それほど強いわけではないキャラ』だったのでは・・・。遠くない日にぬかよろは、上から叩かれ下から突き上げられて、職場で干されるのでしょう。

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ワンピースを知らない方にはなんのことだかさっぱりの話かと思いますが、“ワンピース”の存在はご存知でしょう。大人気のワンピースですが、やはりアンチはいます。そのアンチさん達がおっしゃるワンピースの弱点は“キャラの弱さ”にあるそうです。葛藤やジレンマやバックボーンの無い上っ面だけのキャラクターだ、というわけです。

HealthCabinさんからX-Taste NANO 90W Kit をもらいました。

箱を開け、記事用の写真を撮り、実際使用してみて・・・・そして、アンチワンピースさんの言葉がふと頭をよぎりました。「キャラが弱い・・・」

<MOD SPEC>
Size:80mm*41mm*28mm
Material:Zinc Alloy
Weight:134g
Variable wattage:5W-90W
Output Mode:Power control mode/Temperature control mode
Suport:Ni200, Ti01/02, SS316L, NiFe30, NiFe70, Nichrome N60

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最初に申し上げておきますが、X-Taste NANO 90WはよくできたMODです。大きな欠点はありませんし、購入した方の満足度は高いだろうとも思っています。

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内容物です。今回はKitですので、MODとクリアロマイザーのセット品となります。予備コイル、USBケーブル、Oリングにマニュアル、そして保証書が付属します。本機充電のMAXは1A。高速充電(2A)タイプが流行っていますが、私は“2Aはやり過ぎ”と考えていますので、1A仕様に好感を持ちます。

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MODのフォルムはこんな感じ。手で持つ部分が絞られており、非常に握り込みやすい形状になっています。また、MOD上部に向かって反っていますので、コンパクトなMODに似合わない大きなアトマイザーも載せることができます。上質とまではいきませんがそこそこの質感を持っており、ボタン類がプラスチッキーだということ以外、大きな欠点は見当たりません。

ただ・・・これは「かっこいい」を狙っているのでしょうか。「かわいい」を狙っているのでしょうか。どういった感性の人間をターゲットとしているのかがよくわかりません。

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MOD上面です。最近では当たり前になってきましたが、510スレッドはスプリングコネクタを備えており、そこにぬかりはありません。

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MOD底面です。「いつ電池が破裂しても大丈夫」とでも言いたげなベントホールの数です。この角度で見ると、MODが中央部から上と下へ広がる形状になっていることがよくわかります。

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上から、パフスイッチ、0.91 inch OLEDスクリーン、調整ボタン2つ、micro USBポート。デザイン的にはこれでいいのかもしれませんが、個人的にはボタン類の“いかにもプラスチック”といった佇まいが残念です。プラが悪いわけではないのですが、ここはツヤ消しにしておいたほうが良かったのではないでしょうか。

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18650電池1本を利用します。もちろん、電池ケースには+/-が表記されていますので電池の入れ間違いは起こしにくいでしょう。電池を入れる際、片側を突っ込んでからもう片側を突っ込むような入れ方をすると固くて入れにくい。MODに対して電池を平行にしたまま入れ込んでいくとあっさり入ります。

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揚げ足を取るようですが、少し気になった点がこちら。よく見るとパーツからはみ出た接着剤がこびりついています。ワールドワイドではNo problemなのでしょうが、日本ではこういった点を低質感と評価されるかもしれません。

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このMODのおもしろいところがここ。スマホのような傾き感知センサーが内蔵されているようで、MODが本体の向きを感知し、自動的に液晶表示を上下反転させます。なんてことのない機能ですが、見ていて楽しいですね。

液晶表示は横に長く、一度に多くの情報を表示してくれます。中級以上のベイパーも納得でしょう。と書いたところで、ふと疑問が。

X-Taste NANOはその風貌やKitでリリースしていることから初心者向けと考えていましたが、中級ベイパーを狙った製品なのでしょうか。初心者を狙った製品であるならば、この基板は「単にゴチャゴチャ複雑なモノ」としか言えなくなります。かと言って、目の肥えたベイパーの目を引く何かを備えているとも思えません。

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25mm径アトマイザーを載せたところ。ツライチになっていますが、MOD本体が小型ですので、大きなアトマイザーは似合いません。

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24mm径アトマイザーを載せたところ。少し内側に引っ込んでしまいますが、MODの形状からか、それほど違和感は感じません。見栄え的にはこのあたりの径がMAXでしょう。
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22mm径アトマイザーを載せたところ。ふつうならば、これだけ内側に引っ込んでしまうとイラッとするほど不細工に見えてしまうものなのですが、X-Taste NANOについてはそれを感じません。不思議ですね、逆にこれが自然な佇まいに見えてしまいます。

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付属のクリアロマイザーをバラしてみました。超シンプルです。

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セットされているコイルは“0.25Ω SSコイル”、予備で付属されているコイルは“0.5Ω カンタルコイル”。最近のクリアロマイザーは最初から温度管理が楽しめるようにSSワイヤーのコイルが付属するようになってきましたね。悪いことではないのですが、サブオーム、しかも0.3Ωを切るような数字には少し腰が引けてしまいます。(ぬかよろはチキン)

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リキチャはトップから。

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シンプル過ぎて漏れそうな雰囲気の漂うクリアロマイザーですが、まったく漏れませんでした。エアホール調整時やリキッドチャージ時に回さなければならないパーツにはギザが刻まれており、扱いやすくなっています。全体的に安っぽい感じがあることは否めませんが大きな不満はでないでしょう。

推奨値の30W~80Wの間で吸ってみました。味の出方はキットとして付属されるクリアロマイザーとしては標準的なモノでした。ようするに、人によってはこのアトマイザーでずっと運用していても大きな不満は感じないということです。ただ、個人的には、ここまできたならもう一歩踏み出してほしい、同じクリアロでももう一段味の出るモノを選んで欲しいと思います。そうやって上へ上へと登っていく内に沼にハマってしまうんですけどね。

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X-Taste NANO 90Wはファームウェアのバージョンアップが可能です。また、専用ソフトを利用することで温度管理の設定をビジュアルに行うこともできます。このあたりは比較的長く使える環境が整っていると言えるでしょう。

DOWNLOAD CENTER – x-taste online shop

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ただし、私がサイトを覗いたときはサーバーエラーが出て両ソフト共ダウンロードができなかったため、実物を目にすることはできませんでした。

X-Taste NANO 90Wの操作は少しクセがあります。初心者が直感的に使うのは難しいと言えるでしょう。と言っても、マニュアル(英語)を読めば50%は理解できます。あとの50%は先人が動画(英語)で解説してくださっていますので、こちらを参考にしてください。先人の知恵はありがたく拝借すべきものです。リンクで済ませてしまうことをぬかよろの手抜きだと考えてはいけません。

X-Taste Nano Box Mod Kit - Vape Don't Smoke Reviews - YouTube

あとがき

MODのデザインは悪くない。質感は悪くない。機能的に不足している点は見当たらない。Kitのクリアロマイザーも最低限の性能を備えている。実用性は抜群。

こうやって書くと非の打ちどころのないMODに聞こえますが、とにかく「キャラが薄い」ことが気になります。特にかっこいいわけではないが、不細工なわけでもない。特に扱いづらいわけではないが、操作しやすいわけでもない。丁寧に造られているようにも見えるが、雑に造られている部分も見える。

客ウケや製造コストなどをうまくバランスさせ過ぎた結果、すべてにおいてどっちつかずのキャラが生まれてしまった、といったところでしょうか。最後まで、誰がX-Taste NANOに購買意欲を示すのかイメージができずに終わってしまいました。

山ほどリリースされるこの価格帯の新製品群に埋もれさせないためには、なにかを犠牲にしてでもなにかを尖がらせたほうがキャラが立ちますし、ユーザーの愛着も期待できるのではないでしょうか。

この手の話は個人の“感性”や“価値観”に依存するモノですので、私の感覚が合っているとは限りません。もしかすると多くのベイパー達に受け入れられ、iStick Picoのようにバカ売れするかもしれません。ただ、個人的にはケナすところがほとんどないにも関わらず、褒めてやりたい気にもなれない、なんとなくモヤモヤするMODではありました。

今回記事にしたのは“Kit(セット品)”ですが、 HealthCabinさんではまずMOD単体の販売から開始です。こんなことを書くとまたHealthCabinの梶山さん(仮名)の眉をひそめさせてしまうでしょうが、買うのはMOD本体だけでいいと思いますよ。アトマイザーは別のモノを吟味した方が幸せになれます。

 

周りから見ればVAPEは不審物。利用者のモラルが試されています
ニコチンは毒物。取り扱いは法律に沿い、細心の注意をもって

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