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【クローン・MOD】Subzero X Competition Mod っぽいモノをもらいました

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「Styled品の記事、書いとく?」

Styled品とはクローン製品のこと。クローン製品の記事を書いてくれとの依頼は初めてです。Efun.topさんって変わってますね。そういえば、ショップさんにとってオーセンとクローン、どっちが儲かるんでしょう。利益率はクローンの方が高いことはなんとなく想像できるんですが、そもそも単価が安いので数を売らなきゃなんないでしょ。買い手はともかく売り手は諸々のリスクもある分野なので、よほどの需要がなければ手を出しにくいモノだと思うんですけどね。ワールドワイドでけっこうな需要があるということか・・・・

Efun.topさんからSubzero X Competition Modっぽいモノをもらいました。 



チューブ型のメカニカルMODです。ハイブリッド接続オンリーのMODですので、使用する方は諸々のご注意を。

【Q&A】VAPE初心者の疑問その8(電池は爆弾?

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<クローンSubzero X SPEC>
* Material:stainless steel
* Diameter:25mm
* Thread:hybrid 510 connection
* Housing single 18650 battery (sold separately)
* 3PCS clutch contact →そんなものはない
* Sub Zero X MOD sleeve interchangeable →オーセンとの互換性はない
* Locking switch button design
* Battery safety vents holes
* Reverse battery protection function →そんなものはない
* Internal short protection sleeve

うーん、上はショップさんの販売ページの表記なのですが誤表記があります。こんなのを見ると、やっぱりクローン品の購入はバクチだと思いますね。

3週間ほど前にオーセンSubzero X Competition Modの記事を書いています。どうせですから、オーセンとクローンを比較してみましょう。f:id:nukayoro:20170729093649j:plain
(上)オーセン(下)クローン

外箱表側は印字位置の微妙な違いはあれど見分けはつきませんね。裏返すと「うふふ」という感じ。クローンなんだし、箱なんかにお金かけなくてもいいのに。

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(上)オーセン(下)クローン

各パーツのサイズがオーセンとクローンでは微妙に異なります。スペック表に"互換性あり"とありますが、これはクローン同士の話をしているのでしょう。オーセンとクローンの間に互換性はありません。
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(左)オーセン(右)クローン

円形絶縁シートの形状が異なります。オーセンは切れ目が入っていますが、恐らくこれは取り出しやすくしているのだと思います。クローンの絶縁シートは取り出しにくかったので、取り付けたままでMOD洗浄することになりました。

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(左)オーセン(右)クローン

スリーブは外形は同じサイズなのですが、金属の厚みはまったく異なります。クローンも塗装は悪くないと思うのですが、持ったときのしっかり感が極めて劣っています。MODとして組み立てて電池を入れてやれば差はわからなくなる部分ではありますが、値段なりと言えるところでしょう。

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(左)オーセン(右)クローン

インナースリーブも微妙に形状が異なります。見えないところに金をかけない点はクローン製品らしくていいですね。金属の表面処理や切削部の処理にオーセンとクローンの差が見えておもしろい。クローンもちゃんとベントホールは開いていますよ。

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(上)オーセン(下)クローン

インナースリーブにある短絡防止用絶縁筒です。もし、バッテリー側面に被覆破れがあったとしても、これでショートを防ぐことができます。といっても、そもそも破れのあるバッテリーを使用する時点でメカMODを使う資格は無いんですがね。

材質は恐らく同じモノなのでしょうが、これも表面処理の方法が異なっており、質感がぜんぜん違いますね。こういう見えない部分で手を抜かないところはさすがオーセン品です。

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(左)オーセン(右)クローン

オーセンとクローン、最大の違いはスイッチにあります。Subzero X Competition Modの最大の特徴がこのスイッチにあるというのに、ここをパクらないでどーするんですか、クローンさん。

まずはコンタクト部。オーセンのそれには「+」が切り込まれていますが、これはネジ形状ということではなく「電池の+をこちらに向けろ」との意味があります。クローンの切り込みは単にマイナスドライバー用の溝というところでしょう。

オーセンのコンタクトは導電性を上げるために銀メッキ処理がなされていますが、クローン側はそうはなっていません。このあたりはクローンに求めてはいけない部分ですけどね。

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(左)オーセン(右)クローン

スイッチ底部は見分けがつかないくらい同じ。手持ちのカッパーSubzero Xとも比べてみましたが、やはり見分けはつきませんでした。

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クローンSubzero Xのスイッチをバラしてみました。

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ちなみにオーセンSubzero Xのスイッチはバラすとこうなります。

右から二つ目にある3つの扇形のパーツがSPECリストにある「3PCS clutch contact」なのですが、クローンにはそれがありませんね。

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クローンのスイッチはかなりシンプルな構造になっています。左のボトムパーツの突起物を右のトップパーツのコンタクトに接触させることで通電させています。

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電池とスイッチの接点調整は、このようにコンタクトの出っ張り具合を調整して・・・のつもりだったのかもしれませんが、コンタクトは動かせません。スイッチ内部の接点がシビアなので、コンタクトをネジ半周分動かすと通電しなくなりました。コンタクトはほぼ締め込んだ状態で使うしかありませんね。

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オーセン品と同じくスイッチに「+」側が向くよう、「-」側から電池をスリーブに入れてみます。結論から書きますと、クローンは電池の向きに関わりなく通電します。それに対してオーセン品はスイッチに「-」側をくると通電しない仕組みになっています。

さて、電池の向きはどちらがいいのでしょう。トップキャップにある円形の絶縁シートを信用するなら「-」側からスリーブに突っ込んでやればいいのでしょうが、クローンSubzero Xについてはスタンダードに「+」側からのほうがいいような気がします。コンタクトをほんの少しだけ上げてやってください。

※・・・と思ってたけど、電池を入れ替える度にコンタクトの調整をしてやらないといけないので、やっぱりスイッチに「+」側をもってきてやる方が安定しますし、めんどーもありません。わずか数時間で前言撤回です。ごめんなさい。

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構造は異なりますが、オーセンと同じようにクローンSubzero Xもスイッチ底部でロックをかけることができます。

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Subzero X Competition Modの売りは、シンプルなデザインとある程度の重みを感じる重量(しっかり感)にあると思います。クローンSubzero Xはパクリですのでデザイン面ではイケてます。スカスカの持ち心地もアトマイザーを載せて電池を入れてやれば許容範囲に収まります。

火を入れてみます・・・

・・・げげっ!立ち上がり早い・・・オーセン品と並べながらイヂっていたので、アラばかりが目立っていましたが、クローンでも立ち上がりだけはオーセンに負けていません。私はこれまでメカMODのクローンを3本購入(全部窓からぶん投げた)していましたが、間違いなく立ち上がりは一番早いと思います。というか、2万円で買った別メーカの某オーセン品より早いくらい。へんなところに抵抗がかかっていないので、チェーンしていてもボディーが熱くなったりもしません。

ただし、やっぱりオーセン品とは明確な差があります。スイッチです。

まず、押し心地がぜんぜん違いますね。クローンの方がストロークが長いことから、どこか頼りない印象を受けてしまいます。次に、造りの精度も異なります。クローンSubzero Xに限っては、スイッチはど真ん中を押してやる必要があるのです。端っこを押すと中でパーツが傾いてしまうため、接点がコンタクトに届きません。もちろんオーセンSubzero Xは、スイッチのどこを押そうがしっかり通電します。さすが、オーセンのスイッチ。トップキャップとセットとは言え、オプション買いで50ドルもするだけのことはありますね。

クローンSubzero X MODですが、クローンチューブメカMODの中ではマシなほうだと思います。今回はオーセン品と比較してしまいましたので、ディスった形にはなってしまいましたが、オーセンを知らなければ気にならない点ばかりです。スイッチの精度が残念ではありますが、10ドルそこそこの製品ですからね、そこは許容しましょう。

気に入らなければ、アトマイザースタンドとして利用できます! 
 

 

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