『鉄観音然り紅茶然り、HiLIQさんのお茶系リキッドは安定しています。さすが中国リキッドメーカーといったところでしょうか。~中略~ お茶大国中国のリキッドメーカー、HiLIQさんにも舌の肥えた方がたくさんいらっしゃるのでしょう。』先日の記事
実は上記の文章は少し引っかかりを持ちながら書いたんですよね。HiLIQさんのお茶シリーズの中にも『これ、どうなんだ?』と思うリキッドもあるのです。でも、商品の提供を受けて書いている記事の中で、別製品とは言え同じメーカーの製品をディスるわけにもいかないでしょ? そんなことでは提灯記事として成り立たないでしょ? HiLIQのkittyさんが悲しむでしょ?
HiLIQ POSEIDON’S SON TEAを買いました。
私も人間ですので、提供を受けた製品についてはつい手心を加えてしまいます。自分でお金を出したわけでもないモノをケチョンケチョンにけなすことなんてできません。提供くださることに感謝しまくっていますからね、2~3割は手加減していると思いますよ。マズいものをウマいとしたり、悪いところを隠したりすることはありませんが、きっとその表現は緩くなっていることでしょう。お世話になっているショップやメーカーのご担当者の顔を思い浮かべれば鬼畜にはなれませんて。
POSEIDON’S SON TEA(VG:PG / 80:20 CHINA)
立て続けにHiLIQさんのお茶系リキッドをもらったり買ったりして、その安定したおいしさに期待を込めて購入したのがこれ、POSEIDON’S SON TEA。一吸い目に疑問、二吸い目に驚愕、三吸い目に落胆。いや、ホントにびっくりするほど期待ハズレなリキッドでした。ブロガーの端くれとしては「私の口に合わないようです」と本来表現すべきところでしょうが、ホントにマズかったんですもん。30mlなんてアッという間に吸い切ってしまう私ですが、これは無理。
購入する前に「なぜスイカの絵が描かれているのか」ということをもう少し考えるべきでした。私、スイカはあくまでイメージで、たんに “ 夏 ” を表現しているだけだととらえたんですね。まともにスイカでした。私、スイカ味のリキッドは好きな方なのですが、きな臭い風味になるとダメなようです。『スイカは嫌い!あんなもの、カブトムシの食べ物だっ!』昔、幼馴染が言い放った言葉の意味が今わかりました。
今回クリアロマイザー(0.35Ω 30W)でいただいたのですが、風味はバッチリ乗ってきました。クリアロでこれならドリッパーだとヤバかったかもしれん。
吸ったとたんにフルーティーなスイカがジュワワっと口の中に広がります。『あれ?ティーなのに?』と思う間もなくミストは肺の中へ。少しひんやりした感じがありますので微量の清涼剤が入っているのではないでしょうか。『ティーではないけどスイカは好きだし、まあいいか。』と思う間もなくミストが戻ってきます。ミストはゆるやかに鼻腔を通って外へ・・・『まっずっ!』
後味がカブトムシです。いや違う、カブトムシを飼育するときに使う止り木の香りです。なんだか紙とかおがくずを燻したような匂いが後味に混ざり込みました。これが恐らくお茶(ティー)なのでしょう。スイカの風味と絶妙にすれ違いながら、なんともいえないフレーバーを作り出しています。
「スイカ、紅茶」でググってスイカティーというものがこの世に存在することはわかりました。わかりましたが、これはカブトムシ専用リキッドとすべきでしょう。あまりに印象が強烈過ぎて、後から吸うリキッドの味まで変わってしまったではないですか。POSEIDON’S SON TEAの後に吸ったBaksのshirafu shirazuまで止り木の香りが・・・
ごちそうさま。貴重な経験をさせていただきました。
周りから見ればVAPEは不審物。利用者のモラルが試されています
ニコチンは毒物。取り扱いは法律に沿い、細心の注意をもって